登山記録:空木岳
みなさんこんばんは。だいちです。
昨日のブログでも書いた通り、空木岳(うつぎだけ)へ行ってきました。
標高2,864m。ここを登れば中央アルプスの百名山は制覇です。
事前に山頂まで12時間ぐらいと聞いていたので、朝6時半に登山口を出発。
序盤鹿に遭遇。写真撮ろうにもすぐに逃げられたので、池山を目指すことに。
写真撮ったり、休憩しようと考えていたのに多すぎる虫に阻まれ先の水場まで行くことに。
そこで一息ついて空木岳をめざし進みます。
進んでいると看板があり、この先〇00m狭い尾根となってるから気をつけてとのこと。
英語表記もあったのですが、肝心な数字はどちらも消されている始末。
しょうもないいたずらだなと思いながら進みます。
久しぶりに見た鎖場。
高知県の横倉山(よこぐらやま)や愛媛県石鎚山(いしづちさん)でしか見たことがなかったため、思わずテンションアップ。
元気に登りながら進みます。
そうこうしていると、登山道に雪が出没。
まぁあるよねと思い、いったん様子見してアイゼン履かずにGo
かまわず進んでいくと、道が全部雪で覆われている・・・
行先もなんとなくでしかわからないため、アイゼン履くことに。
手すりは下の方にみえるけど、足跡は上に行っている。じゃあ信じてみようと上に登ることに。
上に登ると、稜線が姿を出し足元には木と雪。木を避けながら足跡をたどると空木岳っぽいのが見えてきました。
地図でしかしらなかったのでね、っぽいになっちゃうんです。GPSを見る限りは正解なので進みます。
稜線にはいって少し進むと雪がきれて岩場に。念のためアイゼン履いてましたが先を見ると雪ないので脱ぎます。
開けた景色を楽しみながら次の目的地駒石まで。
降りてきてから知ったのですが、裏から登れるようです。
事前の下調べをしてないからこうなる・・・
駒石から山小屋が見え、あそこまでいけばもうすぐ頂上だ!と奮い立たせる。
山小屋到着したものの、あと少しが遠い。気合で登りました!
道中つらいつらい思ってたんでしょうね。つらぎ登頂とか恥ずかしいこと叫んじゃいました。
木曽駒側は展望よく、反対側はガスだらけでなにもみえませんでした。
で、下山となります。が・・・
痩せ尾根の看板で一息ついて、下ろうとしたとき。
目の前にやつが。
野生のは初めて遭遇しまして、ちょっとてんぱりました。
にらめっこしたり、あとずさりして多分5分ぐらいで奴さん山の上へのぼっていったので警戒しながら下山。
今まで出没注意の看板はなんどもみましたが、実際遭遇するの初めてでいろんな意味で興奮しました。
鈴買お・・・
ちょっとしたハプニングはあったものの無事下山。
時間は9時間半。そんなに急いだつもりはなかったのですが、意外と早い。
不慣れなため足と肩の激痛に襲われペース落ちてたはずなのに。
こんな状態じゃ縦走なんてできないので、鍛錬あるのみ。
みなさまもクマには気をつけて。
では、失礼します。